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有田焼のまめ知識 | 白磁(1)

有田焼の焼成は、熟成させ、磁化することにより白磁の美しさを表現するものですが、焙り焚き、攻め焚きの揚げ火などの焚き方を経て約1300度まで温度を上げます。この本焼で製品になるものは、白磁染付、青磁、瑠璃などで、その他のものはさらに上絵工程へと進みます。有田焼の色絵磁器の最高峰、それが柿右衛門です。その最大の特徴は、赤絵の華麗な絵柄とともに、濁手(にごしで)と呼ばれる乳白色の磁肌にあります。

江戸時代に誕生し、一時途絶えていた濁手の技術を甦らせたのは十二代、十三代柿右衛門とその工房でした。そして、十二代の祖父、十三代の父から伝統と工房を受け継ぎ、傑作を生み出しているのが十四代柿右衛門です。祖父と父から受けた薫陶、焼き物を作る実際の工程など、人間国宝でもある十四代が初めて明かした柿右衛門の美の神髄となっています。






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