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有田焼のまめ知識 | 色絵

色絵は、五彩と言われる赤、黄、黒、緑、そして藍の絵の具で釉薬の上に文様を描き、再度窯に入れて焼きつけたものです。この技法が有田焼の絢爛さを増大させたと言われています。染付けを含めて色絵が焼かれるようになりますと中国的模様から独自の和風様式へと変わっていきました。さらに、金・銀を混ぜて絢爛たる世界を開拓した染錦手は、中国の五彩や金欄手の模倣から始まりましたが、やがて器全面を覆うほどの文様は古伊万里と呼ばれ、有田の特徴の一つになったということです。

有田焼と言いますと、一番に挙げられる酒井田柿右衛門窯は、有田の南川原にある美しい庭園に囲まれた有田を代表する窯元です。初代柿右衛門が苦労の末、色絵磁器の焼成に成功したのは1646年頃のことです。濁手という高度な技法を取り入れた乳白色の素地、いわゆる余白を活かした繊細な赤絵を描く柿右衛門様式は、5代柿右衛門の頃に技術が完成したと言われています。飲み物を注ぎますとハートの形が浮かび上がる可愛いカップがあります。

数多くの類似品が出回っていますが、セラハートは有田焼の窯元である滋山窯が特許権に基づいて独占的に製造している特許取得商品です。有田焼ならではの高い品質が特徴で、陶器の強度、白磁や風合いが他とは一線を画し優れています。強度の強い有田焼きは割れにくいということから、壊れないハートで縁起ものとして、引き出物や贈り物などによく利用されています。

有田陶器市が開催されている佐賀県のこの地域一帯は、かつて陶磁器の技術が大陸から日本へと伝来した最初の地域であったことから陶磁器産業が発展し、現在に至るまでさまざまな陶磁器の一大産地となりました。有田市周辺は全国的に知られている陶器の産地が集まっており、伊万里焼の伊万里市や唐津焼の唐津市も、有田市に隣接しています。有田焼の陶器市をメインとして、周辺の唐津や伊万里に足を伸ばして、陶磁器三昧の旅行もおススメとなっています。






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