有田焼のまめ知識 > 有田焼のまめ知識記事一覧 > 有田焼のまめ知識 | 柿右衛門様式(1)
有田焼のまめ知識 | 柿右衛門様式(1)
柿右衛門と言いますと、まず思い浮かべるのは有田焼で、代々の酒井田柿衛門が素晴らしい作品を作ってきたことです。ヨーロッパでも、赤絵と余白の美を特徴とする柿右衛門は大変人気がありました。しかし、そのスタイルは酒井田家だけのもではないようです。当時、有田にある他の窯々でも色絵が作られていて、酒井田柿右衛門に代表される延宝時代に確立された色絵の磁器のスタイルを総称して柿右衛門様式と呼んでいるということです。
有田焼では、生地加飾はその表現方法により、ある程度の粘性が残っている間に行うもの、また完全に乾燥させた状態で行うものがあります。彫り、ホタル手、印花、布目、あるいはくし目などがあります。削り仕上げでは、生乾きの成形品を最終的な製品の形に完成させます。製品によって高台削り、外削り、つまみ削り、あるいは縁仕上げなどがあります。絵付・施釉工程での処理を円滑に進めるために、器の表面をさらし布などで丁寧に水拭きし、滑らかにしていきます。
そして、乾燥させるわけですが、生製品の乾燥を急激に行いますと、乾燥収縮時に亀裂が発生してしまいます。器物は皿板に並べ、陰干し、天日乾燥など、それぞれに応じた乾燥が必要となります。やさしく温かみのある色を取り入れてハイビスカスを描いた上品な有田焼のご飯茶碗があります。
[ 有田焼のまめ知識 ]
ご注意ください
- 当サイト[有田焼のまめ知識]内に掲載されている文章・画像等の著作権は、サイト運営者に帰属しています。
- 文章や画像等の無断転載、複製・配布等は固くお断りいたします。
- このサイトに記載されている内容もしくは当サイトからのリンク先で発生した賠償・苦情・損害等のトラブルについては、何ら責任を負いませんのでご了承ください。