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有田焼のまめ知識 | 種類(2)
井上氏は、有田焼ろくろ成形の名手としてその真髄を追求し、独得の風格と気品あふれる世界を形成しました。1995年には重要無形文化財、いわゆる人間国宝に指定され、97年には紫綬褒章を受章しています。現在も有田町で息子と共に井上萬二窯と平屋建てのギャラリーを構えています。華やかな絵付けが中心の有田焼の中で、白磁に徹するという独特の制作を続けています。
波佐見焼は、有田焼や伊万里焼と同時期に誕生し、年代的にも地理的にも近く、これらと匹敵するほどの歴史と伝統を持っています。江戸地代は白磁が多く作られましたが、くらわんか茶碗と呼ばれる簡素な染付文様を描いた飯碗、またコンプラ瓶という海外輸出用の酒瓶は、当時波佐見焼の代表的な焼き物だったということです。現在ではあまり知名度がないのは、伊万里港や鉄道が発達してからは、有田から発送していたために、伊万里焼や有田焼として取り扱われたことによります。
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