有田焼のまめ知識 | 染付
染付は、日本では江戸初期の有田焼に始まり、白土の素地に酸化コバルト、マンガン、鉄、カオリンなどを用いた絵具(呉須)で下絵付けをし、その上から透明な釉薬をかけて焼成しますと、藍色に発色するわけです。コバルトの分量、釉薬、磁土、そして焼成方法によって青の色が違っており、鮮やかな藍色、淡いものや黒みを帯びた古染付の趣がある色合などがあります。発色の微妙な変化や味わいを楽しむのも染付の醍醐味と言われています。
有田陶器市に出品される陶器は、有田焼に限らず、唐津焼や波佐見焼など近隣の産地からも出品があります。ですから、波佐見や唐津の掘り出し物も見つかるかも知れません。有田焼の陶器は、伝統的な和食器だけではありません。オリエンタルな趣を呈した洋食器も作られています。有田焼ならではの風合いを活かしたバリエーションに富んだ現代受けする陶器もたくさんあります。有田焼では、器物や窯道具の損傷を防ぐために窯内の温度は徐々に上げていき約900度で焼成します。
徐々に冷却させた器物は窯から出して検査が行われます。それから、下絵付の工程に入ります。陶画工の重要な仕事がこの絵具の配分調合で、線描き(絵模様の輪郭部分)と染み付きダミ(線描き中の染付けの濃淡)となります。呉須は酸化コバルトを主成分とし、下絵付きに多用されています。下絵付けでは、吸収力のある素焼の表面を直接筆で描きますから、かなりの熟練が求められます。絵描きの運び筆、筆致で作品の優劣が決まるとも言われています。
ダミの手法もこの工程で行われます。日本が誇る有田焼が創り出す癒しの空間があります。製品一つ一つが醸し出す豊かな色と独自の温もりある質感が時代とともに愛され続けてきました。従来の陶器とは違い、磁器で吸水性もなく、鮮やかな染付の藍色や透明感のある赤絵のの色に仕上げられています。また、酸・アルカリに強く磨耗にも強い無鉛絵の具を用いていて、佐賀県の特許である先進技術、光触媒コーティング技術を採用して、消臭、防汚、防菌に優れた製品になっています。まさにおススメの逸品です。
ご注意ください
- 当サイト[有田焼のまめ知識]内に掲載されている文章・画像等の著作権は、サイト運営者に帰属しています。
- 文章や画像等の無断転載、複製・配布等は固くお断りいたします。
- このサイトに記載されている内容もしくは当サイトからのリンク先で発生した賠償・苦情・損害等のトラブルについては、何ら責任を負いませんのでご了承ください。